ダンカンが小説を通じて伝えたかった介護の辛さ

 

ダンカンが小説を通じて伝えたかった介護の辛さ

たけし軍団でおなじみのタレントのダンカンさんですが、介護に関して深い思いがあるということをご存知でしょうか?

ダンカンと介護

1959年に埼玉県入間郡で生まれたダンカンこと飯塚 実さんが介護に関心を持つようになったのは、ホームヘルパーとして働いていた亡き妻がきっかけ。

「人の役に立つことが幸せ」と語っていた妻に影響され、ダンカンさんは介護をテーマにした小説を書くこと決めました。小説を書くにあたって実際に介護を知る必要があり、長男と一緒に通信講座でホームヘルパー2級を取得したそうです。

介護の現場に訪れる

ダンカンさんはホームヘルパー2級を取得した後、特別養護老人ホームやデイサービスなど50ヶ所の介護現場へにも足を運びました。さらには訪問介護(ホームヘルプサービス)の実習も経験したそうです。

もともとは小説のために足を踏み入れた介護ですが、介護について深く考えるきっかけにもなったそうです。

介護の現場に訪れる

著書「パブロフの人」が伝えたいこと

そうして完成した小説が「パブロフの人」です。主人公は両親お介護をする40代の男性。認知症の親と向き合う旅にでるが、一家心中するため両親を手にかけてしまう。かなりブラックな展開ですが、介護が抱える本当の闇を描いた小説だと感じました。

私にも認知症の父がいますが、決して他人事のようには思えませんでした。介護の辛さや世間からの疎外感は、人をも狂わせてしまうと身をもって経験しています。

ですが、この「パブロフの人」を読むことで、今一度自分の置かれている状況を確認できる気がします。

そして、小説の主人公のようになってはいけないと、啓示してくれる一冊だと思いました。認知症の親を在宅介護しているという方にはおすすめです。

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